プロセカのオリキャラを作ってみたいのに、何から決めればいいのか分からない。そんな状態で手が止まっている方は少なくありません。最初に結論をお伝えすると、必要なのは所属ユニットを決めること、原作の世界観を壊さない設定にすること、そして公開時の棲み分けを守ることの3点だけです。
設定がふわっとしたまま絵や小説に進むと、後から「この子は何者なんだろう」と自分でも迷子になりがちです。逆に、軸さえ先に固めておけば、創作はぐっと進めやすくなります。
ここではプロセカのオリキャラの基本から、ユニット選び・名前・性格の決め方、夢主との違い、公開時に気をつけたい点までを、初めての方でも動けるように順番にまとめます。気になる項目だけ拾い読みしても大丈夫です。
プロセカ オリキャラとは何を指すのか
プロセカのオリキャラとは、プロジェクトセカイの世界観の中に自分で生み出したオリジナルキャラクターのことです。公式キャラクターではなく、あくまでファンが二次創作として設定する存在を指します。
楽しみ方は幅広くあります。既存ユニットに「もう1人いたら」という仮定で加えるタイプ、セカイや配信者という設定を借りて新しい立ち位置を作るタイプ、原作キャラと関わらせず独立した存在として描くタイプなどです。
共通しているのは、原作の空気感を借りながら自分だけのキャラに愛着を注げる点です。推しと並べて描いたり、自分のオリキャラ同士で物語を作ったりと、遊び方は人それぞれで構いません。
まずは「どの世界線でこの子を生かしたいか」をぼんやりでも思い描くところから始めてみませんか。
オリキャラと夢主の違いを整理する
似た存在に「夢主」がありますが、性質は少し異なります。混同したまま作ると公開の場面で迷いやすいので、先に違いを表で整理します。
| 項目 | オリキャラ | 夢主 ||——|———-|——|| 主な目的 | 独立したキャラとして立たせる | 推しとの関係性を描く受け皿 || 自己投影 | 弱め(別人格として扱う) | 強め(読者の分身になりやすい) || 名前や外見 | しっかり固定することが多い | 名前変換で伏せることもある || 描かれ方 | キャラ単体でも成立する | 推しとセットで成立しやすい |
どちらが上ということはなく、作りたいものに合わせて選べば十分です。夢主の考え方をもっと知りたい方は夢主とは|夢小説の主人公設定と楽しみ方が参考になります。
自分のオリキャラを推しと恋愛させたいなら夢主寄り、キャラ自体を世界に置きたいならオリキャラ寄り、と考えると整理しやすいはずです。
所属ユニットを決めると軸が定まる
プロセカのオリキャラで最初に決めたいのが、どの世界に置くかという軸です。多くの人はまず所属ユニットを選びます。ユニットごとに雰囲気や活動の場が違うため、ここが決まると性格や見た目も自然と寄っていきます。
ストリート系のにぎやかさ、アイドル寄りの華やかさ、バンドの内省的な空気、地下世界の不思議さなど、好きな空気感から逆算するのがおすすめです。推しのいるユニットに添わせれば、絡ませたい場面も思い描きやすくなります。
ユニットに属さない「セカイ側の住人」や「裏方スタッフ」という立ち位置も選べます。原作キャラと直接ぶつからない分、設定の自由度は高めです。
迷ったら、自分が一番長く眺めていたいユニットを選んで構いません。愛着の続く軸が、結局いちばん描き続けられる軸になります。
名前と外見の決め方
軸が決まったら、次は名前と外見です。名前はそのキャラの第一印象を左右します。所属させたいユニットのキャラ名と並べて、響きや読みやすさが浮かないかを確かめると失敗しにくくなります。
外見は、配色を2〜3色に絞ると一気にまとまります。ユニットの世界観に寄せた色味を1色入れつつ、その子だけの差し色を1色加えると、馴染みと個性が両立します。髪型やアクセサリーは「ひとつだけ覚えてもらえる特徴」を決めておくと描きやすくなります。
名前の発想で詰まったときは、コテキャ(固定キャラ)の決め方が応用できます。コテキャとは?設定と名前の決め方に具体的な手順がまとまっています。
完璧を目指さず、まずは仮で置いてみる。描いていくうちに「やっぱりこの色」と落ち着くことも多いものです。
性格と関係性の組み立て方
外見の次は中身です。性格は欲張らず、core になる軸を1つだけ決めるところから始めます。「人見知りだけど推しの前では饒舌」のように、ギャップを1つ持たせると一気に立体的になります。
関係性も大切な要素です。誰と仲が良くて、誰が苦手か。原作キャラとの距離感を決めておくと、絡ませる場面で迷いません。ただし原作キャラの性格を大きく変えてしまうと、見る人が違和感を抱きやすくなります。あくまで原作の人物像を尊重しながら、オリキャラ側を動かすのが基本です。
関係性をきれいに整理したいときは、関係性シートのような枠組みが役立ちます。キャラの設定づくり全体の流れはコテキャのキャラクターの決め方ガイドが網羅的で参考になります。
設定はメモ程度で十分です。書きすぎて窮屈になるより、描きながら足していくほうが続けやすくなります。
設定シートにまとめて迷子を防ぐ
決めた内容は、1枚の設定シートにまとめておくと後から見返しやすくなります。名前・所属・年齢・性格・関係性・口調などの基本項目をテンプレ化しておけば、追加で作りたくなったときも同じ枠で量産できます。
シートがあると、絵を描く人に依頼するときや、フォロワーへ紹介するときにも一発で伝わります。「この子はこういう子です」と差し出せる1枚があるだけで、創作の共有はぐっと楽になります。
設定シートの作り方や運用のコツはオリキャラ 作り方|設定シートと夢主との違いを丁寧に整理に詳しくまとまっています。あわせて読むと自分のシートに足りない項目が見えてきます。
最初から完成形を目指さなくて構いません。空欄があっても、埋まっていく過程そのものが楽しい部分です。
公開するときの棲み分けとマナー
オリキャラを外に出すかどうかは自由です。ただし公開する場合は、二次創作としての棲み分けを意識すると安心して続けられます。
投稿時はオリキャラだと分かるタグを付け、原作のみを楽しみたい人の視界に無理に入れない配慮が基本です。原作キャラとの恋愛要素を含むなら、その旨も明記しておくと地雷を踏ませずに済みます。公式の二次創作ガイドラインがある作品では、その範囲を守ることが大前提です。
公開そのものに迷うなら、無理に出す必要はありません。運用や棲み分けの実践例はオリジナルキャラクター作り方|運用と棲み分け実践が具体的です。
棲み分けは相手を遠ざける作法ではなく、自分の創作を長く守るための工夫です。線を引いておくほど、安心して描き続けられます。
描き続けるためのコツ
オリキャラ創作で意外と大事なのが、燃え尽きない工夫です。最初に設定を詰め込みすぎると、描く前に満足してしまうことがあります。設定は7割で止めて、残りは描きながら見つける余白として残しておくのがおすすめです。
ネタが浮かばない日は、推しと並べた1枚絵や、ひとことだけの掌編から始めても構いません。小さく手を動かすほど、次のアイデアは出やすくなります。SNSでの見せ方に悩んだら、夢女子向けの自己紹介やリンク集の作り方も応用できます。プロセカ夢女子のリトリン作り方テンプレが同じ作品圏の参考になります。
比べて落ち込みそうな日は、いったん他の人の作品から離れて大丈夫です。自分のキャラを好きでいられる距離感を保つことが、いちばんの継続のコツです。
よくある質問
Q. プロセカのオリキャラを作るのは公式に怒られませんか。
A. 個人が楽しむ範囲の二次創作であれば、多くの場合は問題になりにくいですが、作品ごとのガイドラインを確認するのが確実です。公式素材の無断使用や、公式と誤認させる表現は避け、ファン創作だと分かる形で扱いましょう。
Q. オリキャラと夢主、どちらで作るか迷います。
A. キャラ単体で物語を持たせたいならオリキャラ、推しとの関係を描く受け皿にしたいなら夢主寄りが向いています。両方の性質を混ぜても構いません。詳しくは質問テンプレに疲れた夢女子のオリキャラ創作も参考になります。
Q. 設定が決まらず手が止まります。
A. 所属ユニットと差し色1色、性格の軸1つだけ先に決めてしまうのがおすすめです。残りは描きながら足せば十分で、最初から完璧である必要はありません。
次のステップ
オリキャラの土台ができたら、次は設定の精度を上げたり、公開の準備を整えたりする段階です。以下のガイドが続きの一歩に役立ちます。
