MENU

同人誌は何ページから作れる?初心者向けページ数の決め方

当ページには広告が含まれる可能性があります。
同人誌は何ページから作れる?初心者向けページ数の決め方

原稿は描き始めたものの、いったい何ページの本にすればいいのか分からない。話の長さもページ数も全部自分で決めないといけなくて、最初の一歩で固まってしまう。そんな状態の人は少なくありません。結論から触れておくと、同人誌は本文8ページ前後からでも十分一冊として成立します。無理に分厚くする必要はありません。大事なのは「印刷所が受け付けるページ数の決まり」と「自分の話が収まる長さ」を合わせること、この二つだけです。ここからは、初めてでも迷わずページ数を決められる順番を、一つずつ確認していきます。

目次

同人誌は何ページから作れるのか

まず安心してほしいのは、ページ数に「これ以下では本にできない」という厳しい下限はほぼないという点です。多くの印刷所では、表紙を別にして本文4ページから受け付けています。つまり折りたたんだ一枚ものに近い薄い本でも、きちんと製本してもらえます。

ただし極端に薄いと、背表紙ができずホチキス留めのような綴じ方になります。読み応えや満足感を考えると、初めての一冊は本文12ページから24ページあたりが現実的な落としどころです。この範囲なら原稿の負担も重すぎず、頒布したときに「薄すぎて申し訳ない」と感じることも少なくなります。

短くても恥ずかしいことは何もありません。薄い本は手に取りやすく、初めての読み手にも届きやすい強みがあります。

ページ数を決める前に知る「4の倍数」ルール

同人誌のページ数を考えるとき、絶対に外せないのが4の倍数というルールです。本は紙を半分に折って綴じる構造なので、紙1枚で4ページ分が生まれます。そのため総ページ数は4の倍数でなければ製本できません。

具体的には、8ページ、12ページ、16ページ、20ページ、24ページ、というように4ずつ増えていきます。13ページや18ページといった半端な数では入稿できないため、原稿を組むときからこの数を意識しておく必要があります。

ここで言うページ数は表紙を含まない「本文ページ数」を指す印刷所が多いです。表紙は表1から表4の4ページ分として別に数えます。注文画面では本文と表紙が分かれていることがほとんどなので、どちらの数字を入力するのか落ち着いて確認しましょう。

漫画同人誌の何ページが目安か

漫画で本を作る場合、1ページに描き込む情報量が多いため、ページ数はそのまま作業量に直結します。初めての漫画本なら、本文16ページから32ページがよく選ばれる範囲です。

短編をきっちり一本収めたいなら16ページから24ページで十分まとまります。起承転結のある読み切りを目指すなら24ページから32ページあると展開に余裕が出ます。逆に最初から40ページを超える本を狙うと、締め切りまでに原稿が終わらず挫折しやすくなります。

ページ配分の目安として、扉ページ1枚、本編、奥付1ページ、という構成を先に決めておくと迷いが減ります。本編が何ページ必要かはネームを切ってみると見えてきます。先にコマ割りのラフを並べて、必要な紙の枚数を逆算するのがおすすめです。

小説同人誌の何ページが目安か

小説本はページ単価あたりの文字数が決まっているため、文字数からページ数を計算できます。一般的な文庫サイズの組版だと、1ページあたりおよそ500字から650字が目安です。

たとえば2万字の短編なら、本文だけで30ページから40ページほどになります。3万字書いた場合は50ページ前後の中編になり、しっかりした厚みの本になります。初めての小説本としては、1万字から2万字、ページ数にして20ページから40ページあたりが扱いやすい規模です。

注意したいのは、本文以外に必要なページがあることです。中扉、目次、あとがき、奥付などを足すと、本文より数ページ多くなります。最終的なページ数は本文の計算値に4ページから6ページほど上乗せして見積もると、4の倍数に調整しやすくなります。

ページ数と印刷費の関係を知る

ページ数を決めるうえで避けて通れないのが印刷費です。基本的に、ページ数が増えるほど、また部数が増えるほど料金は上がります。ただし上がり方は一定ではありません。

多くの印刷所では、ページ数を4増やすごとに少しずつ加算される仕組みになっています。一方で部数は、10部と50部で単価が大きく変わります。少部数だと1冊あたりの単価が高くつくため、薄い本を少部数で作ると割高に感じることがあります。

迷ったときは、印刷所のサイトにある見積もりフォームに仮のページ数と部数を入れて、金額を見比べるのが確実です。「16ページ30部」と「24ページ30部」で実際いくら違うかを数字で見ると、自分が出せる予算とのバランスが取りやすくなります。同人活動全体の費用感は30代腐女子の同人活動継続術でも触れているので、長く続けたい人は合わせて読んでみてください。

ページ数で初心者がやりがちな失敗

最初の本づくりで起きやすいつまずきを、先に知っておくと回避できます。

一番多いのは、4の倍数を意識せずに原稿を作り、入稿直前に1ページ足りない、または余ると気づくケースです。半端なページは白紙や扉、おまけページで埋めるのが定番の対処法です。あらかじめ「調整用に使えるページ」を1枚想定しておくと慌てずに済みます。

次に多いのが、欲張って大ボリュームの本を計画し、締め切りに間に合わないパターンです。最初の一冊は完成させること自体が大きな成功です。短くても出し切る経験が、次の本への自信につながります。

奥付の入れ忘れも見落としがちです。連絡先や発行日を載せる奥付は、頒布する本に必要なページです。本文ページ数を数えるときは奥付の分も忘れずに含めましょう。

ページ数の最終チェックと入稿前の確認

ページ数が固まったら、入稿前に通しで確認します。表紙を除いた本文が4の倍数になっているか、扉と奥付が含まれているか、白紙ページの位置がずれていないかを順に見ていきます。

ページ番号(ノンブル)を全ページに入れる指定がある印刷所も多いです。これは製本時に順番を間違えないための番号なので、本文だけでなく扉や白紙にも振る必要があるか、注文先の規定を確認してください。

不安が残るときは、印刷所が用意しているテンプレートに沿ってページを並べ直すと安心です。完成した本を実際にどう届けるかは同人通販で初心者が安全に買う基本手順同人一番で初めてのイベントを楽しむ準備も参考になります。そもそも同人活動の立ち位置から整理したい人は同人活動とは|立ち位置の選び方ガイドを先に読むと、自分に合った規模感が見えてきます。

よくある質問

同人誌の最低ページ数は何ページですか

本文4ページから受け付ける印刷所が多く、技術的にはかなり薄くても本にできます。ただし満足感や読み応えを考えると、初めての一冊は12ページから24ページあたりが扱いやすい範囲です。薄さを引け目に感じる必要はありません。

ページ数が4の倍数にならないときはどうすればいいですか

白紙ページ、扉ページ、おまけページ、奥付などで調整します。原稿を組む段階で「埋め用に使えるページ」を1枚想定しておくと、入稿直前に慌てずに済みます。無理に本編を引き伸ばす必要はありません。

表紙はページ数に含めますか

多くの印刷所では、表紙は本文ページ数とは別に数えます。表紙は表1から表4の4ページ分として扱われ、注文画面でも本文と分けて入力する形が一般的です。どちらの数字を求められているか、入稿先の表記を確認しましょう。

次のステップ

ページ数の決め方が見えてきたら、本づくり全体の流れや関連する準備も押さえておくと安心です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次