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「BLは気持ち悪い」は本当?なんjの「きもい・キもい」という意見に惑わされず自分に合う作品を見つける方法

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「BLってなんだか気持ち悪い…」「なんjを見たら、きもい、キモいってたくさん書かれてて不安になった…」

そんな風に感じて、BLという未知の世界に一歩踏み出すのをためらっているあなたへ。

その戸惑いや苦手意識、とてもよく分かります。

実は、多くの人が最初は同じような感覚を抱えているのです。

しかし、その「気持ち悪い」という感覚は、もしかしたらBLという広大で多様な世界の、ほんの入り口の、しかもごく一部しか見ていないからかもしれません。

この記事では、なぜ一部のネットコミュニティでBLが「気持ち悪い」と言われてしまうのか、その文化的な背景や心理を丁寧に解き明かします。

そして、ネット上の否定的な意見に惑わされず、広大なBLの海の中からあなたにピッタリ合う「面白い」と思える一作を見つけ出すための具体的な方法を、私の個人的な体験談も交えながら、分かりやすくご紹介します。

この記事を読み終える頃には、きっとBLへの見方が変わり、新しいエンターテイメントへの扉が目の前に開かれているはずです。

目次

結論としてBLの気持ち悪いという感情を乗り越え自分に合う作品を見つける具体的な手順

早速ですが、この記事の結論からお伝えします。

なんjなどで見かける「BLはきもい」という強烈なイメージを乗り越え、自分にとっての「面白いBL」に出会うためには、やみくもに作品に触れるのではなく、正しい手順を踏んで、自分に合うジャンルから試していくことが非常に重要です。

ここでは、私が実際に試してみて最も効果があった、初心者の方が失敗しないための具体的な3つのステップをご紹介します。

この手順通りに進めれば、きっとあなたもBLの本当の魅力に出会えるはずです。

失敗しないための3ステップ

  1. ステップ1:BL作品の多様なジャンルを知り、自分の好みに合いそうなものを探す。
  2. ステップ2:無料で安全に作品を探せる電子書籍サイトやアプリを賢く活用する。
  3. ステップ3:いきなり長編に挑まず、読み切りや短編作品から気軽に試してみる。

ステップ1としてBL作品の多様なジャンルの中から自分の好みに合いそうなものを知る段階

まず最も大切なのは、「BL」と一言で括らず、その多様性を理解することです。

実はBLには、普通の恋愛映画にラブコメディやシリアスな人間ドラマ、サスペンスまであるように、想像以上に多くのジャンルが存在します。

例えば、高校生の甘酸っぱい青春を描いた「学園もの」、社会人同士のリアルな恋愛模様に共感できる「オフィスラブ」、難しいことを考えずに笑えるやり取りが中心の「コメディ」、穏やかな日常に心温まる「ほのぼの日常系」など、本当に様々です。

最初に「気持ち悪い」と感じてしまいがちな過激な性的描写がある作品もあれば、キスシーンすらなく、精神的な繋がりを丁寧に描いたプラトニックな関係性の作品もたくさんあります。

まずは、コミックシーモアRenta!といった大手電子書籍サイトのBLコーナーにあるジャンル分けの一覧を眺めてみてください。

そして、「自分はこういう物語なら興味を持てるかもしれない」というジャンルを見つけることから始めるのが、成功への第一歩です。

ステップ2として無料で安全に作品を探せる電子書籍サイトやアプリを活用する段階

次に、自分に合いそうなジャンルが見つかったら、具体的な作品探しに移ります。

この時、いきなりお金を出して購入するのは「合わなかったらどうしよう」という不安も大きく、リスクが高いので、無料で読める範囲が広いサービスを最大限に活用するのがおすすめです。

特におすすめしたいのが「pixivコミック」や「めちゃコミック」といったサービスです。

これらのサイトやアプリは、多くの商業作品が冒頭の数話、あるいは1巻まるごと無料で公開されている「試し読み」機能が非常に充実しています。

実際に読んでみて、絵柄の好みや物語の雰囲気、キャラクターの会話のテンポなどが自分に合うかを購入前にしっかり確認できるので、「お金を払ったのに気持ち悪くて読めなかった」という最悪の失敗を確実に防ぐことができます。

また、各作品についているユーザーレビューも非常に参考になります。

「初心者におすすめ」「ほのぼのしていて読みやすい」「過激なシーンはないです」といった感想が多い作品から選ぶと、より安心して読み進めることができるでしょう。

ステップ3としていきなり長編に挑まず読み切りや短編作品から試してみる段階

いきなり何十巻も続くような長編大作に手を出してしまうと、途中で物語の展開についていけなくなったり、登場人物の多さに混乱したりして挫折し、「やっぱりBLは自分には合わない、キモい」という苦手意識をかえって強めてしまう可能性があります。

そこでおすすめなのが、1冊で物語が完結する「読み切り」や、数話で終わる「短編集」から試してみることです。

物語がコンパクトにまとまっているので、気軽にその世界観に入り込めますし、もし「これはちょっと違うな」と感じてもすぐに読み終えることができるため、精神的な負担が非常に少ないのが大きなメリットです。

個人的には、「アンソロジーコミック」と呼ばれる、複数の作家さんが同じテーマ(例えば「スーツ男子」や「幼馴染」など)で短編を描いている作品集もおすすめです。

様々な作風に一度に触れられるので、自分の好みの作家さんや絵柄を見つけるきっかけにもなります。

こうした短編作品は、ブックウォーカーなどのサイトでも頻繁に特集が組まれており、セール対象にもなりやすいので、探しやすいですよ。

そもそもなんjなどのネット掲示板でBLが「気持ち悪い」「きもい」と揶揄される文化的な背景

あなたがBLに対して苦手意識を持ってしまう一因に、なんj(なんでも実況J)などのインターネット掲示板で目にする辛辣な声があるかもしれません。

では、なぜ特定のコミュニティでは、BLがこれほどまでに「気持ち悪い」と強く言われてしまうのでしょうか。

その背景には、単なる個人の好き嫌いだけではない、いくつかの文化的な理由や構造的な問題が存在します。

男性ユーザーが多数を占めるなんjコミュニティ特有の価値観と空気感

「なんでも実況J」、通称なんjは、もともとプロ野球の実況を目的として生まれた掲示板であり、その歴史的経緯から、利用者層は圧倒的に男性が多いという大きな特徴があります。

このような男性が多数派を占める閉鎖的なコミュニティでは、しばしば「男らしさ」や「異性愛」が過剰に強調され、男性同士の恋愛というテーマは、理解不能な異質なもの、あるいはからかいの対象として扱われがちです。

そこでは「ホモは笑いのネタ」といったノリが根底にあり、真剣な恋愛模様として描かれるBL作品に対して、その内容を深く知ろうとせず、脊髄反射で「気持ち悪い」「きもい」と反応する文化が形成されてしまったと考えられます。

それは作品の内容を理解した上での正当な批判というより、コミュニティ内に存在する同調圧力や、「とりあえず叩いておく」という一種の「お約束」のようなものに近い側面があるのです。

異性愛が当たり前とされる社会規範からくる男性同士の恋愛への無理解と拒否反応

私たちの生きる社会は、まだ多くの場面で「恋愛は男女間でするもの」という異性愛が「普通」であり「標準」であるという前提(異性愛規範)の上に成り立っています。

この価値観に無意識のうちに深く根差している人にとって、男性同士の恋愛は理解の範疇を超えたものであり、生理的な嫌悪感や強い拒否反応を引き起こすことがあります。

なんjのような匿名掲示板では、こうした無理解に基づいた過激な意見や差別的な言葉が、現実世界よりも抑制なく、ストレートに表明されやすい傾向にあります。

そのため、「BLはキモい」という声が、現実の比率以上に大きく、そして攻撃的に聞こえてしまうのです。

これはBLに限った話ではなく、自分が理解できないものや馴染みのない文化全般を短絡的に攻撃してしまうという、インターネットの匿名性がもたらす負の側面の一つとも言えるでしょう。

女性向けコンテンツという認識からくる男性ユーザーの反発と疎外感

BLは、その発展の歴史を振り返っても、主に女性の作り手と読者によって育まれ、支えられてきた「女性向けコンテンツ」という側面が強いジャンルです。

そのため、男性中心のコミュニティであるなんjのユーザーからすると、「これは自分たちのためのコンテンツではない」という疎外感や、「女性の勝手な妄想を押し付けられている」といった強い反発を感じることがあります。

そのネガティブな感情が、「気持ち悪い」という最もシンプルで攻撃的な言葉になって表出するケースも少なくありません。

彼らにとっては、自分たちが普段楽しんでいる野球やゲームなどの話題の中に、全く理解できない女性向けの話題が入ってくること自体が、自分の居場所を侵されるような不快な体験なのかもしれません。

多くの人がBLに対して「キモい」という先入観を持ってしまう心理的な理由

なんjのような特定のコミュニティだけでなく、より一般的に、BLに対して「キモい」という漠然とした先入観を持ってしまう人は少なくありません。

その背景には、私たちの心の中に潜む、いくつかの普遍的な心理的要因が関係しています。

自分や、あるいは他人がなぜそう感じてしまうのかを知ることで、少し客観的にBLというジャンルと向き合えるようになるかもしれません。

自分にとって未知の世界である男性同士の恋愛に対する漠然とした恐怖心

人間は、自分がよく知らないものや理解できないものに対して、本能的に恐怖や警戒心を抱く生き物です。

多くの異性愛者にとって、同性同士の恋愛は日常生活で身近に触れる機会が少なく、まさに「未知の世界」と言えるでしょう。

この未知なるものへの根源的な恐怖が、「なんだかよく分からない不気味なもの」という認識に繋がり、「キモい」という単純な感情に変換されてしまうことがあります。

特に、性的な描写を含む作品の断片的な情報だけがネットニュースやSNSで耳に入ってくると、その過激なイメージだけが先行してしまい、より一層強い拒否反応を示してしまうのです。

過激な描写や一部の作品のイメージがBL全体を代表しているという誤解

BL作品の中には、確かに成人向けの過激な描写や特殊な設定を含むものが存在します。

そして、そうした作品の刺激的なイメージが、なぜかBLを全く知らない人にまで広く伝わってしまうという現象が起こりがちです。

その結果、「BL=すべてが過激で倒錯的なもの」という大きな誤解が生まれ、「気持ち悪い」という強固な先入観を形成してしまいます。

実際には、前述したように心温まる日常を描いた作品や、友情の延長線上にあるような精神的な繋がりを重視した物語が数多く存在するにもかかわらず、ごく一部の刺激的なイメージがジャンル全体を代表しているかのように捉えられてしまうのです。

これは、ニュースが平和な日常よりも衝撃的な事件を大きく報じることで、世の中全体の印象が歪んで伝わってしまう現象とよく似ています。

自身の性的な指向やアイデンティティとの違いからくる生理的な嫌悪感

自分が異性愛者であると強く自覚している人の中には、同性愛をテーマにした物語に対して、理屈ではなく、生理的なレベルでの嫌悪感を感じる人もいます。

これは、自分が恋愛対象として全く見ていない性別同士の恋愛模様を詳細に描かれることに、本能的な違和感や不快感を覚えてしまうという、ごく自然な感覚です。

この感覚自体は個人の自由であり、善悪で判断されるべきものではなく、無理に変える必要もありません。

ただ、ここで大切なのは、「自分が個人的に受け付けない」ことと「そのコンテンツ自体の価値がない、存在するべきではない」ことは全く別の問題である、と冷静に切り分けて考える視点を持つことです。

実はこんなに多様で奥深い「気持ち悪い」というイメージを覆すBL作品ジャンルの紹介

「BLはどれも同じような内容で気持ち悪い」ともし思っているとしたら、それは非常にもったいない誤解です。

ここでは、あなたのBLに対する「きもい」というネガティブなイメージを覆す可能性を秘めた、多様で奥深い作品ジャンルを具体的に紹介します。

きっと「こんなBLもあるんだ!」という新しい発見があるはずです。

爽やかな青春と心の機微を描くことで人気の学園青春BLというジャンル

このジャンルは、BL初心者の方にとって最も入りやすく、安心して楽しめる扉の一つと言えるでしょう。

舞台は多くの人が経験してきた高校や大学で、主人公たちの友情が徐々に愛情へと変わっていく、その繊細な心の過程を丁寧に描く作品が多く、過激な描写は控えめな傾向にあります。

例えば、アニメ化・映画化もされた中村明日美子先生の傑作『同級生』は、思春期ならではの揺れ動く感情や、ままならないもどかしさが瑞々しく描かれており、性別を超えた普遍的な人間ドラマとして多くの人の心を打ちました。

BLということを意識しすぎず、一つの美しい青春物語として素直に感動できる名作が、このジャンルにはたくさん眠っています。

社会人のリアルな日常と恋愛模様に共感できるオフィスラブBLというジャンル

「学生の恋愛にはもう共感できないかも…」という大人の方に心からおすすめしたいのが、会社を舞台にしたオフィスラブBLです。

仕事の悩みや複雑な人間関係、キャリアへの不安といった、社会人なら誰もが「あるある」と共感できるテーマの中に、男性同士の恋愛がごく自然に織り込まれています。

テレビドラマ化され社会現象にもなった豊田悠先生の『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(通称:チェリまほ)は、その代表格です。

主人公のピュアで不器用な恋愛模様がコミカルかつ非常に丁寧に描かれており、これまでBLに全く馴染みがなかった多くの視聴者を虜にしました。

大人の落ち着いた、地に足の着いた恋愛が見たい方にぴったりのジャンルです。

こんな恋愛してみたい、と憧れてしまうような素敵な物語に出会えるかもしれません。

全く異なる世界観で人間ドラマに没入できるファンタジーや異世界BLというジャンル

もし現実世界を舞台にした男性同士の恋愛にどうしても抵抗があるなら、いっそのこと、全く違う世界の物語から入ってみるのも非常に有効な一つの手です。

剣と魔法のファンタジー世界、獣人やエルフといった亜人が存在する世界など、ファンタジー設定のBLは、壮大な世界観の中で繰り広げられる運命的な愛の物語に、理屈抜きで没入することができます。

また、「オメガバース」という特殊な設定を持つジャンルも絶大な人気を誇ります。

これは、性別が男女だけでなく、α(アルファ)、β(ベータ)、Ω(オメガ)という第二の性が存在し、男性でも妊娠・出産が可能という独特な世界観で、現実の常識から完全に離れている分、一つの創作ファンタジーとしてすんなり受け入れられる人も多いのです。

作り込まれた設定や壮大な物語が好きな方には特におすすめです。

私がなんjで知ったBLの「きもい」という感覚を克服した個人的な体験談

ここで少しだけ、私自身の話をさせてください。

何を隠そう、何を隠そう、私自身も最初はなんjの書き込みを鵜呑みにして「BLってやっぱり気持ち悪いものなんだ」と強く思い込んでいた人間の一人でした。

しかし、ある作品との偶然の出会いをきっかけに、その凝り固まった考えは180度変わることになります。

私の個人的で少し恥ずかしい体験が、今まさに悩んでいるあなたのヒントになれば幸いです。

アニメから興味を持った作品の原作が実はBLだったという偶然の出会い

私のBLとの決定的な出会いは、本当に偶然、テレビで見た一本のアニメがきっかけでした。

それはキヅナツキ先生が原作の『ギヴン』という作品で、バンド活動に打ち込む男子高校生たちの青春群像劇です。

プロ顔負けの楽曲のクオリティの高さと、登場人物たちが抱える過去や葛藤、そして心に深く響くセリフの数々に完全に心を奪われ、毎週の放送を心待ちにしていました。

物語の中で描かれる登場人物同士の、友情とも愛情ともつかない特別な関係性に、私は「すごくエモい関係性の、熱い青春バンドものだな」くらいにしか思っていませんでした。

しかし、最終回を見終えた後、もっとこの世界に浸りたいという強い思いからネットで検索したところ、原作コミックがBLレーベルで連載されていることを初めて知ったのです。

「気持ち悪い」という先入観と作品の面白さとの間で生じた大きな葛藤

「え、これってBLだったの?」と知った瞬間、頭が真っ白になりました。

それまでなんjなどで見聞きしていた「BLはキモい」「腐女子は異常」といったネガティブな言葉が洪水のように頭の中を駆け巡り、「自分は気持ち悪いとされているものを、面白いと感動していたのか?」と大きなショックと混乱に陥りました。

しかし、同時に「でも、あれだけ心を揺さぶられ、涙を流したのは紛れもない事実だ」という気持ちも、どうしても消すことができませんでした。

この「気持ち悪いもののはず」という先入観と、「実際に面白かった」という自分の体験との間で、私は大きな葛藤を抱えることになったのです。

「自分の感じた『面白い』という気持ちを、ネットの誰かも知らない他人の評価で無かったことにしてしまっていいのだろうか?」と、何日も自問自答を繰り返しました。

他人の評価ではなく自分の心が感じたものを信じようと決めた瞬間

数日間、真剣に悩んだ末、私は「他人がどう言おうと、自分が面白いと感じたこの気持ちこそが本物だ」と腹を括ることにしました。

そして、少しの勇気を出して電子書籍サイトの「eBookJapan」で、『ギヴン』の原作コミックを全巻まとめて購入したのです。

読んでみると、アニメで描かれていた以上に繊細で丁寧な心理描写に溢れていて、さらに深く、強く作品の世界に引き込まれました。

この経験を通じて、私は「BL」というラベルや他人の評価だけで作品を判断するのは、素晴らしい物語に出会う機会を自らドブに捨てているのと同じだ、と心から気づいたのです。

自分の「好き」という感情を、他人の価値観から守ることの大切さを学んだ瞬間でした。

なんjの意見は気にしない!BLが「気持ち悪い」と思わなくなるための心の持ち方

自分に合う作品を見つけてBLの面白さに目覚めたとしても、ふとした瞬間に目にするなんjなどの否定的な意見に、心が揺らいでしまうこともあるかもしれません。

ここでは、そうした心無い声に惑わされず、純粋に物語を楽しむための心の持ち方、考え方のコツを具体的にお伝えします。

なんjの世界が世の中の全ての意見を代表しているわけではないと理解すること

まず大前提として、心の底から理解しておきたいのは、なんjという特定のコミュニティの意見は、決してこの世の中の総意ではないということです。

先にも述べた通り、そこは非常に偏った属性の人々が集まり、独特のルールとノリで動いている特殊な空間です。

現実の世界には、BLを純粋なエンターテイメントの一つの形として楽しんでいる人が、性別や年齢、性的指向を問わず、あなたが想像している以上にたくさん存在します。

なんjの意見は、あくまで「そういう過激な考え方をする人たちもインターネットの一部にはいる」という程度に捉え、あなたの価値観や「好き」という気持ちを揺るがす必要は全くありません。

「気持ち悪い」と感じる人がいることも事実として受け入れ無理に分かり合おうとしないこと

人にはそれぞれ、生まれ育った環境によって形成された好みや価値観があり、どうしてもBLを受け付けられない、「気持ち悪い」と感じてしまう人がいるのも、また紛れもない事実です。

ここで大切なのは、そうした人たちを論破しようとしたり、自分の「好き」という気持ちを無理に理解させようとしたりしないことです。

納豆が好きな人もいれば嫌いな人もいるように、物語の好みも人それぞれ違って当たり前なのです。

あなたはあなたの「好き」を大切にし、相手は相手の「苦手」を尊重する。

お互いのテリトリーに踏み込まず、「住む世界が違う」くらいの距離感を保つのが、お互いにとって最も健全で、ストレスのない関係性だと言えるでしょう。

自分の「好き」という感情に自信を持ち同じ趣味を持つ仲間とだけ共有すること

BLの楽しさや作品の素晴らしさを誰かと分かち合いたい、語り合いたいと思ったら、否定的な意見を持つ人ではなく、同じ趣味を持つ仲間と繋がるのが一番です。

今はSNS、特にTwitter(X)などを使えば、作品名のハッシュタグで検索するだけで、同じ作品が好きな人や同じカップリングを応援している人を驚くほど簡単に見つけることができます。

作品の感想を語り合ったり、素晴らしいファンアートを共有したりすることで、あなたの「好き」という気持ちはさらに深まり、「この作品を好きでよかった」という確固たる自信に繋がるはずです。

わざわざ否定される可能性のある場所で語る必要は全くなく、安全で、楽しく、ポジティブなエネルギーに満ちた場所でだけ、その大切な気持ちを共有すれば良いのです。

初心者でも安心!「気持ち悪い」と感じるBLを避けられる安全な電子書籍サイトの比較

いざBL作品を読んでみようと決心しても、「どのサイトを使えば良いか分からない」と迷いますよね。

ここでは、BL初心者が「読んだら気持ち悪かった…」と感じるような作品を避けやすく、安心して使えるおすすめの電子書籍サイトを、それぞれの特徴と共に具体的にご紹介します。

サイト名 特徴 こんな人におすすめ
コミックシーモア 業界最大級の品揃えと、ジャンルの細かさが随一。レビューも豊富で失敗しにくい。 ・色々なジャンルからじっくり選びたい人
・他人の感想を参考にしたい慎重派の人
Renta! 48時間レンタル機能で、低価格で作品を試せる。 ・購入する前に気軽に中身を確認したい人
・とにかく低リスクで始めたい人
pixivコミック 無料で読める連載作品が非常に多い。インディーズ作品との出会いも。 ・まずはお金をかけずにBLの世界を覗きたい人
・新しい才能や作品を発掘したい人

圧倒的な品揃えと詳細なジャンル分けが魅力のコミックシーモア

NTTソルマーレが運営する「コミックシーモア」は、業界最大級の品揃えを誇る老舗の電子書籍サイトです。

BL作品の数も非常に多く、最大の魅力はジャンルの圧倒的な細分化にあります。

「ほのぼの・日常」「ピュア」「リーマン」「学園」といった基本的なものから、「年の差」「幼馴染」「わんこ攻め」といった非常に細かいタグが設定されているため、「過激な描写は絶対に避けたい」「とにかく甘い話が読みたい」といった自分の好みに合わせて作品をピンポイントで絞り込みやすいのが最大の特徴です。

また、ユーザーレビューも非常に豊富なので、「初心者向け」「安心して読めた」といった感想を参考に選ぶことができ、致命的な失敗を避けられます。

レンタル機能でお得に試せるのが嬉しいRenta!(レンタ)

Renta!」は、その名の通り「レンタル」機能が特徴的なサイトです。

48時間という期限付きで、通常より安い価格で作品を読むことができるため、「購入するほどではないけど、ちょっとだけ気になる」という作品を気軽に試すのに最適です。

「読んでみて気持ち悪いと感じるかも」という不安を抱えている初心者の方にとって、数百円という低リスクで様々な作品に触れられるこのシステムは、非常に心強い味方になります。

もちろん、レンタルしてみて非常に気に入った作品は、差額を支払うことで無期限で読める通常購入に切り替えることも可能です。

無料で読める作品が豊富で新しい出会いが見つかるpixivコミック

イラストコミュニケーションサービス「pixiv」が運営する「pixivコミック」は、とにかく無料で読める連載作品が非常に多いのが最大の魅力です。

商業誌で連載されている人気作の最新話が期間限定で読めたり、pixivというプラットフォームから生まれたオリジナルのインディーズ作品に新たに出会えたりします。

会員登録しなくても楽しめる範囲が非常に広いので、「まずは一切お金をかけずにBLの世界を覗いてみたい」という方にまさにぴったりのサービスです。

様々な作品を無料でつまみ食いしているうちに、きっとあなたの心に深く響く作家さんや、人生を変える一作が見つかるはずです。

なんjの「きもい」評価が嘘に思える私が実際に読んで感動したBL作品3選

ここまで様々な方法論をお伝えしてきましたが、やはり具体的な作品に触れてみるのが一番の近道です。

ここでは、かつてBLを「きもい」と心の底から信じていた私が、実際に読んで「こんなに素晴らしく、奥深い物語だったのか!」と価値観を根底から覆された、初心者の方にこそ読んでほしい3つの傑作を、個人的な熱意を込めてご紹介します。

性別を超えた魂の繋がりを描く不朽の名作である吉田秋生先生のBANANA FISH

これは厳密にはBLレーベルで発表された作品ではありませんが、男性同士の深く、そして痛切な絆と魂の繋がりを描いた物語として、多くのBLファンに時代を超えて愛され続けている不朽の名作です。

舞台は1980年代のニューヨーク。

ストリートキッズのボスとして生きる類まれな美貌と頭脳を持つ少年アッシュと、取材で訪れた心優しい日本人大学生・英二の出会い、そして彼らを待ち受ける過酷な運命を描いています。

ハードなアクションやサスペンス要素が非常に強く、重厚な人間ドラマが展開されるため、普段BLを読まない男性読者でも夢中になれること間違いありません。

恋愛という単純な言葉だけでは到底表すことのできない二人の関係性に、きっとあなたの胸は激しく打たれるはず。

「BLは気持ち悪い」という先入観を持っている人にこそ、まず最初に読んでみてほしい一作です。

不器用な大人たちのピュアな恋に心温まるヨネダコウ先生のどうしても触れたくない

社会を生きる男性同士の恋愛を、どこまでもリアルかつ繊細に描いた、大人のBLの金字塔ともいえる作品です。

新しい職場に着任した、過去のトラウマから他人に深く踏み込むことができない主人公・嶋と、そんな彼に無遠慮に、しかし真っ直ぐに惹かれていく同僚・外川との、もどかしくも優しい恋模様が描かれています。

派手な事件やドラマティックな展開はありませんが、登場人物たちの心の動きや表情の変化が息を呑むほど丁寧に描写されており、読み終えた後には、まるで上質な恋愛映画を観たかのような温かい気持ちに包まれます。

なんjで揶揄されるような突飛な設定や過激な描写とは全く無縁の、地に足の着いたリアルな恋愛物語を読みたい方には、心からおすすめします。

食をテーマにした穏やかな日常に癒されるきのう何食べた?

よしながふみ先生による、弁護士のシロさん(筧史朗)と美容師のケンジ(矢吹賢二)という男性カップルの、日々の食卓と暮らしを丁寧に描いた大人気作品です。

テレビドラマ化もされ、大ヒットしたのでご存知の方も多いかもしれません。

この作品の最大の魅力は、BLであること以上に、二人が共に暮らし、季節の食材を使った美味しいごはんを囲む、その何気ない日常の愛おしさがどこまでも優しく描かれている点です。

特別な事件が起こるわけではありませんが、お互いを思いやり、時にはすれ違いながらも、共に歳を重ねていく二人の姿に、理想のパートナーシップの形を感じる人も多いでしょう。

「気持ち悪い」どころか、こんな風に穏やかで素敵な毎日を送りたい、と心から憧れてしまうような、優しさと美味しさに満ちた物語です。

BLが「キモい」から「面白い」に変わるかもしれない作品選びで失敗しないための注意点

最後に、あなたが初めてBL作品を選ぶ際に「やっぱりキモいじゃないか!」という最悪の失敗をしないために、心に留めておいてほしい注意点をいくつかお伝えします。

この3つのポイントを押さえるだけで、作品選びの成功率は格段にアップするはずです。

表紙の絵柄やタイトルの雰囲気だけで判断せずあらすじやレビューをしっかり確認する

書店や電子書籍サイトで作品を選ぶ際、つい表紙の絵柄の美しさやタイトルのインパクトだけで「面白そう」と判断してしまいがちですが、これが失敗の大きなもとになることがあります。

一見爽やかな絵柄でも中身は非常にシリアスでハードな展開だったり、その逆で、耽美な表紙なのに中身はギャグ満載だったりすることも珍しくありません。

必ず作品のあらすじにしっかりと目を通し、どんな物語なのか、どんな雰囲気なのかを把握しましょう。

さらに、先ほども述べたように「コミックシーモア」などのレビューをチェックし、「ほのぼの」「初心者におすすめ」「ハッピーエンド」といったポジティブで安心できるキーワードが含まれているか確認するのが、失敗を避けるための最も確実な方法です。

最初から過激な性的描写を売りにした作品は避けて精神的な繋がりを描く物語を選ぶ

BLに慣れないうちは、いわゆる「R-18」指定の作品や、「TL(ティーンズラブ)」に近いような、性的な描写をメインに据えた作品は意識的に避けるのが無難です。

そうした作品は刺激が強く、良くも悪くもインパクトが絶大なため、「BLはやっぱりこういうものなんだ、気持ち悪い」という最初のネガティブな印象を、より強固に植え付けてしまう可能性があります。

まずは、主人公たちの心の交流や関係性の変化をじっくりと描いている、ストーリー性の高い作品から手にとってみてください。

恋愛感情が芽生えるまでの過程が丁寧に描かれている物語は感情移入しやすく、性別という壁を超えて「素敵な恋愛だな」と素直に感じられるはずです。

実写化やアニメ化された知名度の高い作品から入ってみるという選択肢

「色々言われても、何から読んでいいか全く分からない!」という場合は、テレビドラマ化やアニメ化、映画化された知名度の高い作品から入るのが最も安全で確実な方法です。

映像化される作品というのは、多くの人に受け入れられる普遍的な面白さや感動の要素を持っていることが多く、制作にも多くの人が関わるため、一定のクオリティが担保されています。

この記事で紹介した『きのう何食べた?』や『チェリまほ』、『ギヴン』、『BANANA FISH』などがその代表例です。

まずは映像で物語の全体像や雰囲気を掴んでから原作のコミックを読めば、「イメージと全然違った」というギャップも少なく、非常にスムーズにBLの世界に入っていくことができるでしょう。

まとめ:なんjの「BLは気持ち悪い」という声に悩むあなたへ、最初の一歩を踏み出す勇気

ここまで、なんjなどで言われる「BLは気持ち悪い」という意見の背景から、そのネガティブなイメージを乗り越えて自分に合う「面白い」作品を見つける具体的な方法まで、詳しくお話ししてきました。

最後に、今まさに新しいエンターテイメントの扉の前で、入るか入らないか、足踏みしているあなたへ、心からのメッセージを贈ります。

この記事のポイント

  • なんjの「きもい」は特殊なコミュニティの意見であり、世間の総意ではない。
  • 「気持ち悪い」と感じる原因は、未知への恐怖や一部の過激な作品のイメージによる誤解が大きい。
  • BLには学園もの、オフィスラブなど多様なジャンルがあり、自分に合うものから試すのが重要。
  • 無料試し読みや短編作品を活用すれば、失敗のリスクなくBLの世界に触れられる。
  • 他人の評価を気にせず、自分の「面白い」という感情を信じることが、新しい世界を広げる鍵。

他人の評価にあなたの世界の広さを決めさせないでほしいという願い

なんjの「きもい」「キモい」という声は、確かに大きく、そして鋭く、心を抉るように聞こえるかもしれません。

しかし、それはあくまで、あなたとは違う人生を歩んできた、見ず知らずの他人の物差しで測った評価に過ぎません。

あなたがこれから出会うかもしれない、心を激しく揺さぶる物語、もしかしたら人生を変えるかもしれないほどの感動を、誰かも知らない他人のたった一言で諦めてしまうのは、あまりにもったいないことです。

あなたの世界を豊かにするのも、狭いままにしてしまうのも、全てはあなた自身の選択にかかっています。

BLは気持ち悪いものではなく数ある物語のジャンルの一つに過ぎないという事実

BLは、決して特殊で、理解不能で、気持ち悪いものではありません。

ミステリー、ファンタジー、SF、そして異性間の恋愛物語と全く同じように、この世に無数に存在する物語のジャンルの一つに過ぎないのです。

ただ、主人公たちの恋愛の形が、少しだけマジョリティ(多数派)とは違うというだけ。

その扉の向こうには、他のジャンルと何ら変わらない、笑いがあり、涙があり、胸を締め付けるような切なさや、心が温かくなるような喜びが詰まった、素晴らしい人間ドラマの世界が広がっています。

まずは一つの作品を手に取ってみるその小さな勇気が新しい世界を見せてくれる

この記事で紹介した方法を参考に、まずはたった一つの作品でいいので、試しに手に取ってみてください。

それは電子書籍サイトの無料の試し読みでも、テレビで放送されたアニメの第一話でも構いません。

そのほんの小さな一歩、クリック一つ分の勇気が、「BLは気持ち悪い」というあなたを縛り付けていた灰色のフィルターを外し、あなたの世界に新しい彩りを与えてくれる、かけがえのないきっかけになるかもしれません。

どうか、他人の声に惑わされず、あなた自身の心で、物語を感じてみてください。

その先に、思いがけないほど素晴らしい世界が待っていることを、心から願っています。

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