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推し活費用はいくら?目安と予算の立て方ガイド

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推し活費用はいくら?目安と予算の立て方ガイド

給料日の翌週、スマホの決済履歴をなにげなく開いて、指が止まる。缶バッジ、円盤の予約、ライブのチケット、遠征の新幹線。ひとつひとつは「これくらいなら大丈夫」と思って買ったはずなのに、こうして並べて眺めると、自分でもぎょっとする金額になっている。周りの人はいったいいくら使っているんだろう、私は使いすぎなんだろうか、と急に足元がぐらつく。推しができてから、私は何度もこの瞬間を味わってきました。

先に結論をお伝えします。推し活に使う金額に、万人共通の正解はありません。月に数千円で毎日を満たしている人もいれば、月に数万円が当たり前という人もいて、そのどちらも間違いではないのです。大事なのは、平均や誰かの散財報告に合わせることではなく、自分の収入と生活の中で無理なく続けられる上限を、自分の手で決めることです。

この記事では、公的な統計や大規模アンケートでわかっている金額の目安から始めて、ジャンルごとの費用の構造、月間と年間の予算の立て方、無理をしない金銭管理の仕組み、使いすぎのサインと戻し方、そして学生と社会人それぞれの考え方までを、私の実体験を交えながら順番に整理していきます。漠然とした不安を、扱える数字に変えていきましょう。

目次

推し活でみんないくらお金を使ってる?調査でわかる金額の目安

まず気になるのが、周りの人がいくら使っているのかという相場だと思います。近年は大きな調査がいくつも出ているので、そこから見える目安を紹介します。ただし最初に強く言っておきたいのは、これらの数字は「よくある幅」であって、届かない自分を責めるための基準ではまったくない、ということです。

推し活経験者を対象に、アフィリエイトサービスのafb(運営はフォーイット)が2025年6月に全国の20〜69歳500人へ行った調査では、毎月の推し活費用を「〜5,000円」と答えた人が51.6%と最も多く、「5,001〜10,000円」が18.4%でした。あわせて約7割の人が、月1万円未満に収まっています。「みんな毎月何万円も使っている」というイメージは、実は多数派ではないのです。

一方で、フコク生命が全国47都道府県の4,700人に行った調査では、月額の全国平均は12,906円でした。平均が先ほどの分布より高く出るのは、ごく一部の高額に使う層が数字を大きく押し上げているためです。平均という言葉に引きずられて「自分は少なすぎる」と感じる必要はありません。相場は分布で見ると、真ん中はもっと控えめです。

年間の規模でも見ておきましょう。矢野経済研究所が2025年に15〜69歳の1万人へ行った調査では、推しがいる人一人当たりの年間平均消費額は50,472円で、年間1万〜5万円未満という回答が最も多く31.3%でした。同じ推し活でも、月ベースの調査と年ベースの調査で金額感がかなり違って見えるのは、調査ごとに「誰を推し活層として数えるか」の定義が違うからです。つまり「唯一の正しい相場」はどこにも存在せず、幅があるのが当たり前だということです。

年代によっても金額の傾向ははっきり分かれます。同じafbの調査では、月に「30,001円以上」を使う高額帯の合計が20代で31.0%と全年代でもっとも高く、逆に50代は「〜5,000円」が69.0%、60代でも67.0%と、年齢が上がるほど落ち着いていく傾向が出ていました。若い時期にぐっと使う人が多いのは、自由に使えるお金の割合や熱量の違いが素直に反映された結果でしょう。周りの平均ではなく、同じ年代のなかで自分の使い方を眺めると、より現実に近い目安が見えてきます。

私がこうした数字を見ていちばん安心したのは、少数派だと思い込んでいた「月数千円でつつましく楽しむ層」が、実はもっとも大きなボリュームゾーンだったことでした。SNSのタイムラインには高額な戦利品ほど流れてきますが、それは目立つ一部を切り取った風景にすぎません。相場を知る目的は、合わせるためではなく、自分の現在地を落ち着いて眺めるためだと考えてください。

ジャンル別に見る推し活費用の構造

推し活の出費は、何を推しているかで性格が大きく変わります。同じ月2万円でも、その内訳はジャンルによってまるで違うのです。先ほどのフコク生命の調査では、お金の使い道は多い順に、1位が公式グッズ、2位がチケット・イベント費用、3位が映像ソフト、4位が遠征費用でした。この並びを頭に置きながら、代表的なジャンルごとに、お金がどこへ向かいやすいかを見ていきましょう。

アイドル・声優は現場とグッズが二本柱

ライブやイベントのチケット、ペンライトなどの応援グッズ、トレカ、そして遠征。ここに、ランダム商品や特典目当ての複数枚買いが加わると、金額は一気に伸びます。単価そのものより、回数と点数で膨らむのがこのジャンルの特徴です。現場が続く月と何もない月の落差が大きいので、平常月と繁忙月を分けて考える発想が特に効きます。

アニメ・漫画はグッズと円盤が中心

缶バッジ、アクスタ、ぬいぐるみ、円盤、そして痛バ作りの材料。ひとつあたりは数百円から数千円と小さいのですが、シリーズで集め始めると回数が多く、合計が見えにくいまま膨らみます。私自身、缶バッジは「一個ずつなら安い」と油断して、気づいたら一作品で数千円を超えていたことが何度もあります。単価の小ささが、かえって落とし穴になるジャンルです。

舞台・2.5次元はチケットと遠征が重い

複数公演に通う、良い席を狙う、地方公演に遠征する。舞台系は一回の単価が大きく、しかも回数を重ねたくなる構造があります。チケット代だけで予算を組むと、交通費と宿泊費で必ず足が出ます。ここは「本体価格」ではなく「一日いくらかかるか」で見積もる習慣が欠かせません。

配信・VTuberは課金とサブスクが中心

投げ銭、メンバーシップ、ボイスやデジタル特典、限定グッズ。配信系はワンタップで完結するぶん、使った実感が薄いのが最大の注意点です。数百円の課金でも積み重なると大きくなり、明細を見て初めて総額に驚くことになりがちです。金額が形に残りにくいジャンルほど、記録の習慣が効いてきます。

下の表は、あくまで一例としての月の目安です。金額はきっぱりとした幅で示していますが、これは断定ではなく「このあたりに収まる人が多い」という程度の目印だと受け取ってください。同じジャンルでも、人によって上にも下にも大きくずれます。

ジャンル 月の目安(幅) お金が向かいやすい先
アイドル・声優 5,000円〜数万円 チケット、遠征、トレカ、ランダムグッズ
アニメ・漫画 3,000〜2万円 缶バッジ、アクスタ、ぬい、円盤、痛バ材料
舞台・2.5次元 1万円〜数万円 複数公演のチケット、遠征、パンフレット
配信・VTuber 数千円〜数万円 投げ銭、メンバーシップ、ボイス、グッズ
在宅・応援中心 3,000〜8,000円 サブスク、配信課金、たまにグッズ

自分がどの行に近いかが分かるだけでも、判断の軸ができます。「私は現場型に寄っているから遠征費が重いんだな」と気づければ、削る場所も守る場所も自然と見えてきます。

もうひとつ意識しておきたいのが、ジャンルの掛け持ちです。推しが複数のジャンルにまたがると、費用はきれいに足し算で増えていきます。アイドルの現場に通いながらアニメのグッズも集める、という形になると、それぞれの目安を足した額が現実の出費になります。掛け持ちが増えたら、ジャンルごとに小さな上限を割り振っておくと、全体が膨らみすぎるのを防げます。私自身、推しが増えた時期に総額が一気に伸びて、配分をゼロから決め直してようやく立て直した経験があります。

月間・年間の推し活予算の立て方

金額の不安がふくらむ一番の原因は、実は「使いすぎ」そのものより「総額が見えていないこと」にあります。何にいくら使ったか分からないまま、なんとなく多い気がする状態が、いちばん心を消耗させます。ここからは、月と年の両方で予算を組む手順を具体的に見ていきます。

まず年間の内訳をカテゴリで把握する

推し活の費用は、大きく次のような項目に分かれます。最初の一歩は、この単位でざっくり分けてみることです。

  • グッズ・CD・雑誌などの物販
  • ライブやイベントのチケット代
  • 遠征の交通費・宿泊費
  • ファンクラブやサブスクの会費
  • 配信や投げ銭、デジタルコンテンツ
  • カフェ・コラボ・撮影などの体験費

この中で金額が大きくなりやすいのはチケット代と遠征費、そして見えにくく膨らむのが物販です。年間でいくら使っているかピンとこない場合は、月平均から逆算してみてください。月1万円なら年12万円、月3万円なら年36万円です。年単位に直すと、思っていた印象と実際の総額がずれていることに気づきます。

私の場合は、年の初めにざっくりした年間の枠を決めておき、ライブが集中する時期と静かな時期であらかじめ配分を変えています。春にツアーがあると分かっていれば、冬のグッズは少し抑えておく、といった具合です。年単位で眺めておくと、一つの大きな出費に慌てず、前後の月でならして受け止められるようになります。

収入から上限を先に決める

費用の不安を根本から減らすには、使った後で振り返るより、先に上限を決めておくほうがずっと効きます。おすすめは、手取り月収から逆算する方法です。手取りから家賃・光熱費・食費などの固定費と、最低限の貯金を先に引きます。そして残ったお金の中から、推し活に回す額を決めます。

目安としてよく挙げられるのは、自由に使えるお金の3割前後、あるいは手取りの1割前後です。ただしこれは絶対の基準ではありません。固定費が少ない人はもう少し増やせますし、貯金を優先したい時期は減らして構いません。割合で決めておくと、収入が変わっても自動で調整がきくのが利点です。上限を決めたら12で割って月の目安にし、大きな遠征がある月は前後の月で調整する、と考えると無理がありません。

月ごとの予算配分や記録のやり方をもっと細かく詰めたい方は、推し活費用の家計管理テンプレで月予算と記録術に手順までまとめています。時間とお金を含めて推し活全体を整えたい方は、オタ活の実用ガイドで時間・お金の整え方もあわせて読んでみてください。

無理しない推し活の金銭管理術(予算テンプレ付き)

意志の力だけで支出を抑えるのは、誰にとっても難しいことです。好きな気持ちが強いほど、その場の判断はあてになりません。だからこそ、気持ちに頼らず仕組みで止める工夫が役立ちます。まずは、上限を一枚の表に落とし込むところから始めましょう。

下は予算テンプレの記入例です。数字はあくまでサンプルなので、自分の手取りと生活に合わせて置き換えてください。埋めてみると、推し活に回せる本当の金額が一目で分かります。

項目 決め方 記入例
手取り月収 実際に使える額 200,000円
固定費 家賃・光熱・通信・食費など 130,000円
先取り貯金 使う前に別口座へ移す 20,000円
自由に使えるお金 手取り−固定費−貯金 50,000円
推し活の上限 自由なお金の3割前後 15,000円

上限の数字が決まったら、それを守るための仕組みを重ねます。私が実際に効果を感じたのは、次のような方法です。

  • 推し活専用の口座やカードを作り、上限額だけ入れておく
  • 欲しいと思っても、一晩おいてから買うか決める
  • 受注品やランダム商品は、買う個数の上限を先に決める
  • ポイントやクレジットは実感が薄いので、なるべく現金の感覚で管理する

とくに専用口座は効果が高い方法です。残高が上限そのものになるので、使いすぎが物理的に起きにくくなります。加えて、給料が入ったら使う前に決めた額を貯金へ移す「先取り」の発想を組み合わせると、貯金を削らずに推し活を続けられます。金額は無理のない範囲で構いません。月3千円でも、続けば年間ではしっかり形になります。

記録の習慣も、仕組みと並んで効きます。家計簿のように細かくつける必要はなく、買った日と金額とカテゴリだけをスマホのメモに残せば十分です。グッズ・チケット・遠征の3つに分けるだけでも傾向が見えてきます。続けるコツは、買ったその場で入力すること。あとでまとめてやろうとすると、たいてい挫折します。

キャッシュレス決済が中心の人ほど、使った金額の実感が薄くなりがちです。私はカードの明細を月末にまとめて見るのをやめて、決済アプリの通知をこまめに確認するようにしてから、使いすぎる月が減りました。数字がその都度目に入るだけで、次の一手を買うかどうか一呼吸おけるようになります。便利さと引き換えに金銭感覚が鈍りやすい時代だからこそ、あえて金額が見える状態を作っておくことが、いちばんの歯止めになります。

こうして記録が続くと、惰性で買っていたものにも気づきます。毎月なんとなく予約していたけれど、実はそこまで見返していないもの。付き合いで買ったけれど、心が動いていなかったもの。そういう出費を一つ手放すと、本当に大切にしたい推しへ気持ちよくお金を回せます。減らすことは我慢ではなく、好きなものを選び直すことだと感じられたら、金銭管理はぐっと楽になります。

推し活でお金を使いすぎるサインと対処法

年間20万円が多いのか少ないのか、と問われても、答えは一つに決まりません。年収が違えば、学生か社会人かでも、同じ金額の意味はまるで変わるからです。だから判断の軸は、世間の平均という外側ではなく、自分の生活の内側に置きます。次のどれかに当てはまるなら、金額の大小に関係なく見直しのサインです。

  • 生活費や固定費を削って推し活に回している
  • 貯金がまったくできない、または減り続けている
  • 支払いのためにリボ払いや借入を使っている
  • 金額を人に言えない、通帳や明細を見るのが怖い
  • 買った直後に、楽しさより罪悪感や後悔が残ることが増えた

逆に、これらに当てはまらず生活がちゃんと回っているなら、周りより金額が多くても問題はありません。上限を守れていて生活が壊れていないなら、その額があなたにとっての適正です。他人の数字ではなく、自分の家計を基準にしてください。

それでも、どれだけ気をつけても使いすぎる月はあります。そこで自分を責めて推し活ごと嫌いになってしまうのが、いちばんもったいないパターンです。使いすぎに気づいたら、まず翌月の予算を一時的に絞って帳尻を合わせます。完璧に取り返そうとせず、3か月くらいの平均でならして見ると、気持ちが落ち着きます。そのうえで、なぜ膨らんだのかを一つだけ振り返ります。限定品だったのか、現場の高揚だったのか。原因が分かれば、次の同じ場面で立ち止まれます。

気持ちのリセットまで含めた具体的な立て直しの手順は、推し活でお金を使いすぎた時のリセット手順にまとめています。お金の問題は、気持ちが落ち着かないと冷静に判断できないので、感情の整理から入るのも一つの方法です。

学生・社会人で違う推し活費用の考え方

同じ推し活でも、学生と社会人では前提がまったく違います。金額そのものより、この前提の差を踏まえて考えることが、無理のない付き合い方につながります。

学生の場合は「時間はあるがお金は限られる」

学生はアルバイト代やお小遣いが原資なので、使える上限がはっきりしています。だからこそ、少ない予算をどう配分するかの工夫が効きます。物販を絞って現場を優先する、あるいは在宅で配信を楽しむなど、自分の推し方の軸を早めに決めると満足度が上がります。無理をして生活や学業を削るのは本末転倒なので、まずは「今月使えるのはここまで」という上限を、収入の範囲で正直に引くことが第一です。前借りやリボは、この時期にこそ避けたい選択です。

社会人の場合は「お金は増えるが時間と両立が課題」

社会人になると使える金額の幅は広がりますが、そのぶん歯止めが効きにくくなります。収入が上がった実感から上限を決めずに使い、気づけば貯金ができていない、という落とし穴が待っています。手取りが増えたときこそ、割合で上限を決め直すのがおすすめです。また、家庭がある人は自分一人の判断だけでなく、家計全体との折り合いも必要になります。パートナーと推し活予算を一つの費目として共有しておくと、後ろめたさなく楽しめます。時間の制約が増えるぶん、お金より先に気持ちの余裕を守る視点も大切になってきます。

学生でも社会人でも共通して大事なのは、上限は一度決めたら終わりではない、ということです。収入が変わり、生活が変われば、そのつど見直してよいものです。完璧な数字を一発で当てようとせず、まず仮の上限を置いて、走りながら微調整していく。それくらいの気楽さのほうが、結局は長く続きます。

金額が膨らむタイミングと見落としがちな出費

「気づいたら使いすぎていた」が起きるのは、だいたい決まった場面です。先回りして知っておくと、その瞬間に立ち止まれます。膨らみやすいのは、新グッズや限定品の発売、現場やイベントの当日、そして推しが増えた直後の3つです。限定の焦り、会場の高揚、新規ハマりの熱量。どれも冷静な判断を一時的に奪う力を持っています。「今は膨らみやすい時期だ」と自覚しておくだけで、衝動買いの何割かは防げます。

もうひとつ見誤りやすいのが、本体価格以外にかかるお金です。とくに海外通販と遠征は付随費用が大きくなります。海外通販なら、送料・関税・代行手数料・為替が乗り、グッズ本体は安く見えても合計すると国内の倍近くになることがあります。買い方の流れはbilibili通販の買い方とグッズ入手ガイドで具体的に解説しています。遠征なら、交通費・宿泊費・現地の食事代が本体です。チケット代だけで予算を組むと必ず足りなくなります。一人で行く場合の準備と費用の見積もりは、推しの遠征に一人で行く準備と心得にまとめました。いくら使うかを正確につかむには、本体価格に付随費用を足した総額で考える習慣が効きます。

また、推しとおそろいの指輪や概念ジュエリーのような高額品は、月予算とは別枠で考えるのがおすすめです。衝動で買うと月の予算を一気に崩すので、数か月かけて積み立てる「特別枠」を作ると納得して買えます。具体的な相場と選び方は夢女子ペアリングと推し指輪の手順・予算で詳しく扱っています。身なりごと推し概念で整えたい方は、夢女子の見た目と身なり術も参考になります。高額品は「今月いくらか」ではなく「何か月ぶんの楽しみか」で測ると、気持ちよく手に入れられます。

よくある質問

Q. 推し活の平均費用と同じくらい使えていないと、ファンとして劣っていますか。

いいえ、金額と愛情はまったくの別物です。調査でも、月1万円未満で楽しむ人が約7割と最多で、月数千円は少数派どころか多数派です。月3,000円で応援する人も、月3万円の人も、推しを大事に思う気持ちに優劣はありません。使える額は収入も生活も人それぞれ。自分のペースで続けることが、結果としていちばん長く推しを応援できます。

Q. 推し活にいくらまでなら使っていいか、絶対的な基準はありますか。

絶対的な金額の正解はありませんが、「生活費と貯金を削らない」が共通のラインです。自由に使えるお金の範囲で、自分が決めた上限を守れているなら、その額があなたにとっての適正です。平均や他人の数字ではなく、自分の家計を基準に判断してください。

Q. 推しが増えて出費が倍になりました。どう調整すればいいですか。

まずは月の上限を変えずに、推しごとに配分し直してみてください。上限が同じでも、新しい推しに回す分だけ既存の出費を見直せば、総額は膨らみません。それでも足りなければ、上限そのものを見直すか、優先順位を決めるタイミングです。全部に均等ではなく、今いちばん熱があるところへ厚く配る、という考え方も無理がありません。

Q. 収入が少なくても推し活はできますか。

できます。大切なのは金額の大きさではなく、生活費と貯金を確保したうえで、残りの範囲で楽しむことです。月数千円でも、上限と記録さえあれば無理なく続けられます。少ない予算だからこそ、本当に欲しいものへお金を集中させると、満足度はむしろ上がります。

Q. 推し活をしながら貯金もしたいのですが、両立できますか。

両立できます。コツは、推し活か貯金かの二択にしないことです。給料が入ったら、使う前に決めた額を貯金用の口座へ先に移し、残りの範囲で推し活をすれば、貯金が削られることはありません。月末に「残ったら貯金」とするより、先取りのほうが確実にたまります。金額は月数千円からで十分で、少額でも仕組みが回り始めれば、どちらかを我慢しているという感覚は薄れていきます。

次のステップ

いくら使うかは、平均ではなく自分で決めるものです。まずは1か月、何にいくら使ったかを記録するところから始めてみませんか。数字が見えると、不安はぐっと小さくなります。上限と記録と仕組みの3つが揃えば、お金との付き合い方は自然と安定していきます。

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