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推しアプリが続かない人の使い分け運用術

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推し活アプリをスマホに入れたとき、ホーム画面に新しいアイコンが並ぶだけで少し気分が上がる。これでイベントも配信も見逃さない、推しのことをちゃんと記録できる、と思った。それなのに一週間もすると通知をオフにして、ひと月後にはアイコンの場所すら忘れている。心当たりのある人は多いはずだ。

問題はアプリそのものではなく、何のために入れたのかを決めないまま入れてしまうことにある。推し活アプリは「便利そう」という理由で増やすと、どれも中途半端に開かなくなる。逆に、自分の推し活のどの場面で困っているかをはっきりさせてから選べば、入れた一本が長く生活に居つく。この記事では、アプリを役割ごとに整理して、気持ちが続く使い分けの形を考えていく。

目次

推し活アプリは「役割」で3つに分けて考える

推し活アプリと一口に言っても、やっていることはバラバラだ。混乱の原因は、機能の違うアプリを同じ棚に並べて比べてしまうところにある。まず大きく3つの役割に分けてしまうと、自分に足りないものが見えてくる。

ひとつめは**スケジュール役**。配信日、ライブ、グッズ発売、誕生日といった「いつ」を抱える。推しが複数いる人、あるいは複数のジャンルを掛け持ちしている人ほど、この役割のアプリがないと予定が頭の中で渋滞する。

ふたつめは**記録役**。参加したイベント、買ったグッズ、観た配信を後から見返せる形で残す。痛バッグやアクスタの写真をためていく使い方もここに入る。記録役は「過去の推し活」を資産に変えてくれる。

みっつめは**感情の整理役**。これは見落とされやすい。推しに対して動いた気持ちを、言葉や記号にして手元に置いておくためのアプリだ。日記アプリでも、関係性を図にするツールでもいい。推しへの感情が言語化されないまま積もると、しんどさだけが残ることがある。整理役はそれを防ぐ。

3つすべてを一本のアプリでまかなおうとすると無理が出る。逆に、自分が今いちばん困っているのがどの役割かを決めれば、入れるべきアプリは自然と一本か二本に絞られる。アプリの数を減らすことが、続けるための第一歩になる。

スケジュール役は「通知の出しすぎ」で死ぬ

スケジュール管理のアプリは、推し活アプリのなかでもいちばん挫折されやすい。理由ははっきりしている。通知が多すぎるからだ。

最初は全部の予定に通知を付けたくなる。配信開始の30分前、当日の朝、グッズ予約の締切前日。推しのことだから一つも逃したくない。ところが、ジャンルを掛け持ちしているとこの通知が一日に何十件も鳴る。鳴りすぎる通知は、やがて「とりあえず消す対象」に格下げされる。そうなったら本当に大事な予約締切も一緒に消えてしまう。

続けるコツは、通知を付ける予定を意図的に絞ることだ。**「これを逃したら取り返しがつかないもの」だけに通知を残す**。具体的には、抽選申込の締切、数量限定グッズの発売、チケット先行の受付開始。これらは過ぎたら終わりなので通知の価値が高い。一方、毎週ある定期配信は通知を切って、自分でアプリを開いて確認する習慣に寄せる。毎週同じ曜日のことは、体が覚えるからだ。

複数の推しを抱えている場合は、推しごとに色やタグを分けておくと、カレンダーを開いた瞬間に「今週はこの推しが忙しい」と一目で分かる。誰の予定が詰まっているかが見えると、自分の時間とお金の配分も考えやすくなる。掛け持ち自体に疲れを感じてきたら、いったん予定を眺めて優先順位を見直すサインかもしれない。

記録役は「未来の自分」のために残す

記録系のアプリは、入れた直後はまめに書けるのに、だんだん空欄が増えていく。記録が止まる人に共通するのは、「完璧に残そう」としすぎることだ。

イベントに行ったら感想を長文で書いて、グッズは全部写真を撮って整理して、と理想を高くすると、書くこと自体が宿題になる。宿題はためる。ためた宿題は、もう取り返せないと感じた時点で放置される。

記録役を続けるなら、**ハードルを徹底的に下げる**のがいい。感想は一行でいい。「今日の挨拶が優しかった」だけでも、半年後に読み返したときの自分には十分に効く。写真も、後で見返すのは「全部」ではなく「あのときの一枚」だ。完璧なアーカイブより、雑でも残っている記録のほうが価値がある。

記録が貯まってくると、思わぬ使い方が生まれる。たとえば「去年の今ごろ何にハマっていたか」を振り返ると、自分の推し活の移り変わりが見える。痛バッグやポーチの中身を写真で残しておけば、デコの変遷もログになる。痛バッグの作り方や収納を考えるときには痛バッグのトレンドと収納術が参考になるし、アクスタが増えてきたらアクスタ収納と推し活ポーチの選び方で持ち運びと保管を見直すと、記録するモノ自体が整理される。記録役のアプリは、過去を「思い出」ではなく「使えるデータ」に変えてくれる道具だと考えると、続ける意味が見えてくる。

感情の整理役は、しんどさを軽くするために使う

3つの役割のなかで、いちばん語られないのが感情の整理役だ。けれど、推し活が長引くほど効いてくるのはこのアプリかもしれない。

推しを好きでいると、嬉しいだけではない感情も動く。供給が途切れて寂しい、他の人の解釈と自分のそれがずれてもやもやする、推しに恋愛感情に近いものを抱いて苦しい。こうした気持ちは、放っておくと形のないまま胸に積もる。形がないものは扱えないので、ただ重くなる。

感情の整理役のアプリは、その気持ちを外に出して、見える形にするためにある。日記アプリにその日の感情を一言だけ書く。推しとの関係性を図やシートにして眺める。やっていることは単純だが、書き出した瞬間に「今わたしはこう感じている」と自分から少し距離が取れる。距離が取れると、しんどさは扱えるサイズになる。

感情を曲に重ねて整理したい人にはイメソンという方法がある。推しの場面に合う曲を探して並べる行為そのものが、感情の言語化になる。曲の探し方は夢女子のイメソン探し方イメソン検索エンジンと曲探しのコツに詳しい。推しとの関係性そのものを構造で捉えたいなら夢女子向け関係性シート作成アプリの使い方が役立つ。

推しに対する気持ちが恋愛に近づいて苦しいと感じるなら、それは整理役の出番が来ているサインだ。感情に名前を付けて手元に置く作業は、距離の取り方を考える土台になる。気持ちとの向き合い方はVTuberリアコが辛い時の感情と距離の取り方でも具体的に扱われている。整理役のアプリは、推しを好きでい続けるために、自分の心を守る道具なのだ。

一日のなかにアプリを「組み込む」タイミングを決める

役割を分けてアプリを選んでも、開く習慣がつかなければ意味がない。続かない人の多くは、アプリを開くタイミングを決めていない。気が向いたときに開く、では気が向かない日が続いた時点で終わる。

おすすめは、すでにある生活の習慣にアプリの行動をくっつけることだ。たとえば、朝の通勤電車でスケジュール役を開いて今日の推しの予定をひとつ確認する。寝る前のスマホ時間に記録役へ一行だけ書く。こうして「もともとやっていること」の隣に置くと、新しい習慣を一から作らずに済む。意志の力でアプリを開こうとするのではなく、流れのなかで自然に開く形にするのがコツだ。

それでも開かない日があっていい。推し活は義務ではないので、抜けた日を埋め直す必要はない。完璧な連続記録を狙うほど、一度途切れたときの脱落率は上がる。「だいたい開けていればいい」くらいのゆるさが、結果的にいちばん長く続く。

アプリを増やしすぎたときの整理術

役割ごとに考えても、推し活を続けていればアプリは少しずつ増える。新ジャンルにハマるたびに専用アプリを入れ、SNSのアカウントを分け、気づけばホーム画面が推し活アプリで埋まっている。多すぎるアプリは、それ自体が小さなストレスになる。

整理するときの基準は「ここ一ヶ月で開いたか」だ。一ヶ月開いていないアプリは、今の自分の推し活には合っていない。データを残したいならエクスポートやスクリーンショットで救出してから、ホーム画面の二軍フォルダに送る。アンインストールに抵抗があるなら、フォルダにまとめて視界から外すだけでも気持ちは軽くなる。

SNSのアカウント運用も整理の対象だ。ジャンルごとにアカウントを分けるのは見やすさのためだが、増えすぎると全部を更新する義務感が生まれる。義務になった発信は楽しくない。発信そのものとの距離感に迷ったら万バズとは|創作活動と推し活アカウントのSNS心構えが考える助けになる。

最後に、いちばん大事なこと。アプリは推し活を便利にするための道具であって、アプリを完璧に運用することが推し活の目的ではない。記録が途切れても、通知を切っても、推しを好きな気持ちが消えるわけではない。道具に振り回されそうになったら、一度全部のアプリを閉じて、ただ推しを眺める時間に戻ればいい。気持ちが続く運用術とは、結局のところ「アプリのために推し活をしない」と決めることなのだと思う。

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