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SVT夢小説13人どう書く?関係性整理術

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13人組のK-POPグループの夢小説を書きはじめると、まず最初に立ちふさがるのが「人数の壁」だ。推しがいる、書きたい場面もある、夢主の輪郭も少しずつ見えてきた。それなのに、いざ書き出すとほかの12人を背景としてどう動かしていいかわからず、リビングのシーンひとつで手が止まる。アイドル系の夢創作のなかでも、SVTのような大所帯グループは独特の難しさを抱えている。

このページでは、13人という人数を前提にした夢小説の書き方を、海外ファンダムのマナーと国内マナーの違いも含めて整理した。本人や公式には絶対に届かない場所での創作という前提を守りつつ、長く続けられる書き方を一緒に考えていく。

目次

13人組グループの夢小説が難しい理由

国内アイドルの夢小説と、SVTのような大所帯K-POPグループの夢小説では、書き手が抱える悩みの質が違う。少人数グループであれば全員を背景に登場させても破綻しないが、13人を全員描写しようとすると、最初の章で力尽きる人が圧倒的に多い。

難しさの正体は人数そのものよりも「全員に役割を与えなければならない」という思い込みにある。実際には、夢小説は群像劇ではなく夢主と推しの物語なので、13人を等しく描写する必要はない。背景としてフレームインさせるメンバーと、夢主と直接会話するメンバーを最初に切り分けるだけで、筆は劇的に進みやすくなる。

もう一点、ジャニーズ系やボカロ系の夢小説と違うのは、ユニット構成が公式に存在することだ。ヒップホップ・ボーカル・パフォーマンスの3チーム編成が下敷きにあるので、夢主と推しの所属チームを最初に決めておけば、自然と「よく会うメンバー」「あまり接点がないメンバー」が分かれる。これは大人数グループならではの便利な足場になる。

夢主と推しの関係性の組み立てに迷ったら、まず夢主テンプレの作り方|プロフィール項目と例文に目を通して、夢主の所属や職業を先に固めておくと、メンバーとの距離感を逆算しやすい。

海外K-POPファンダムと国内マナーの違い

SVTの夢小説を書く前に、まず把握しておきたいのが海外K-POPファンダムのマナーだ。国内のアニメ・ジャニーズ二次創作の感覚で書きはじめると、思わぬところでファンダム内のトラブルにつながりかねない。

海外ファンダムでは、AO3を中心としたタグ文化が成熟していて、Real Person Fiction(RPF)というカテゴリで実在アイドルの二次創作を分離している。RPFタグを必ず付ける、夢主と推しのCPタグを明示する、R18は別途warning欄に明記する、というルールが事実上の標準になっている。国内のpixivや個人サイトに書く場合でも、この感覚は持っておいて損はない。

国内マナーで特に重要なのは「本人・公式に届かない場所で書く」という前提だ。本人のSNSのリプ欄や引用RT、公式タグ、ファンレターの内容に二次創作を混ぜ込むのは絶対NG。これはアニメ二次創作以上に厳しく運用されている。Twitterで書く場合も、公式アカウントやメンバー本人がエゴサしたときに引っかからないよう、メンバー名は伏字やイニシャル、英字略称を使うのが基本になる。

海外ファンダムのタグ運用と英語表記については、夢女子のためのAO3使い方と英語タグ完全ガイドで詳しく扱っているので、本格的に投稿先を広げたい人は併読してほしい。

楽曲歌詞の無断引用も国内アニメ二次創作よりシビアだ。JASRACの管轄外であっても、所属事務所の権利が及ぶ範囲が広く、楽曲タイトルや一節をそのまま地の文に組み込むのはリスクが高い。「あの曲のサビが流れている」程度の暗示にとどめて、自分の言葉で情景に置き換えるのが安全だ。

メンバー匿名化の具体的な書き方

メンバー名を本文中にそのまま書くか、伏せるか。これはSVT夢小説を書きはじめる前に必ず決めておきたい点だ。タイトルやメタデータには検索性のためにメンバー名を入れていいが、本文中は匿名化するのが、海外RPF文化と国内アイドル夢の現状を踏まえた折衷案として広く採用されている。

具体的な匿名化のパターンは三つある。一つ目はイニシャル化で、ファーストネームの頭文字一文字を取って「Sくん」「Jさん」のように呼ぶ方法。二つ目はステージネームの英字略称で、海外ファンダムで使われる二〜三文字の略称をそのまま使う。三つ目はあだ名・愛称化で、ファンダム内で広く使われている呼び名を採用する。

迷ったら一作品内で表記を統一すること。一人称視点で「Sくん」と呼んでいたのに地の文だけ本名になっていると、読者の没入感を削ぐし、ファンダム内のマナー観も曖昧になる。視点人物が誰を「お兄ちゃん」「ヒョン」と呼ぶかも、夢主の年齢設定と直結するので、最初の段階で決めておきたい。

13人いるからこそ、夢主との距離感ごとに呼称を変える書き分けが映える。例えば夢主が一番近い推しは下の名前のイニシャル、同じユニットのメンバーは英字略称、別ユニットのメンバーは舞台での呼称、という三層構造を作っておくと、人間関係が文字面だけで伝わりやすくなる。匿名化は単なる規制回避ではなく、関係性を描く道具にもなる。

設定の整理にコテキャシートを応用するのも有効で、コテキャシートに書くことと作り方を参考に、13人分のあだ名・呼称・夢主との距離を一枚にまとめておくと、執筆中に表記揺れが起きない。

夢主の立ち位置を決める三つの選択肢

13人のなかで夢主をどこに置くか。これが決まらないまま書きはじめると、メンバー全員と等距離で関わろうとしてしまい、結果としてどのシーンにも夢主の存在感が希薄になる。SVT夢小説で長く書き続けている人ほど、序盤で夢主の立ち位置を一つに絞っている。

選択肢は大きく三つに分かれる。一つ目は「業界関係者」設定で、スタイリスト・ヘアメイク・マネージャー補佐・通訳・振付アシスタントなど、現場で自然に13人全員と接点を持てる職業に置く方法だ。これは関係性の入口として書きやすい一方、業務描写のリアリティが要求されるので、現場の動線を多少なりとも調べる手間がかかる。

二つ目は「学生・ファン側」設定で、夢主は一般人としてスタートし、推しと偶然出会う流れを作る。出会いのシーンに自由度はあるが、その後13人全員に会わせる導線をどう作るかが鍵になる。一人と仲良くなった結果として他のメンバーに会う、というロジカルな流れを設計するのが現実的だ。

三つ目は「同じ業界の別タレント」設定で、夢主自身がアイドルやアーティストとして同じ事務所や音楽番組の現場にいる。13人と仕事で会う必然性が最初から担保されるので、群像描写を諦めずに進めやすい反面、夢主側のキャラクター造形に体力を持っていかれやすい。

自己投影が薄くなりがちな夢主を立体的に描くコツは、夢小説の夢主に自己投影できない悩み解決に詳しい。13人もの背景キャラがいるからこそ、夢主の輪郭は太く描いておく必要がある。

ユニット別の書き分けで群像感を出す

SVTの公式ユニット構成は、夢小説の群像描写に最大の追い風になる。13人を「個別の人格×13」として処理しようとせず、3チームごとの空気感の違いを背景として描けば、全員を画面に出さなくても「グループ全体」を感じさせられる。

ヒップホップチームの空気を描くシーンでは、低めの声量・ラップワーク中の集中・ビート単位での会話、といった切り口で背景を埋めると、推しが別チームでも「あ、彼らもいるんだな」と読者に伝わる。ボーカルチームならスタジオに残って練習する時間帯、和声を組み立てる過程、自宅録音の様子といった切り口が定番だ。パフォーマンスチームは振付の鏡稽古、フォーメーション確認、体力管理の話題が背景として機能する。

このユニット別の書き分けは、夢主と推しの所属チームを意識的にずらすか合わせるかで効果が変わる。同じユニットなら距離は近く濃密だが、他ユニットのメンバーは舞台裏でしか会わない希薄な存在になる。逆に夢主が独立ポジション(マネージャー職など)なら全ユニットを横断して見渡せるので、群像描写に向く。

ユニット間移動のシーンを物語の節目に置くと、グループ全体の動きが立体的に見える。例えば合同練習・ファンミ前日のリハーサル・全体MV撮影のロケ場面などが、13人全員を自然に集合させる装置として機能する。こうした「集合シーン」は短くてもいいので、章ごとに一度は入れておきたい。

群像のなかで夢主オリキャラの設定を磨きたいときは、質問テンプレに疲れた夢女子のオリキャラ創作を覗いてみると、夢主の輪郭づくりのヒントが見つかる。

R18・名誉毀損ラインと公開先の選び方

実在アイドルの夢小説で必ず意識しなければならないのが、R18表現と名誉毀損のラインだ。SVT夢小説のような海外実在グループを題材にする場合、二次元キャラの二次創作以上に慎重な線引きが求められる。

R18を書く・読む自由は保障されるべきだが、公開する場所と前提を間違えると、本人や事務所、所属レーベル、他ファンとの間で深刻なトラブルになる。前提として、本人のSNS・公式タグ・ファン交流の主要場所では絶対に流通させない。書く場所はパスワード制の個人サイト、ログイン必須のSNSの鍵アカ、AO3の年齢制限ロック、pixivのR18設定など、検索クローラーから隔離された場所に限定する。

名誉毀損のラインは「実在人物の社会的評価を下げる虚偽の表現」が境界線になる。犯罪行為への加担、薬物使用、家族関係の捏造、性的搾取の対象として描くこと、特定のアンチ感情を本人の発言として書くこと、これらは創作の自由の範囲を超えていると判断される可能性が高い。フィクションとして書くこと自体を否定するわけではなく、公開・流通の段階で本人やマネジメントに到達するリスクを限りなくゼロに近づける運用が必要、という話だ。

書き手側の自衛も大切で、ペンネームと現実の身バレが結びつかないようにアカウント運用を分離し、ファンレターやエゴサ可能な領域での発言と二次創作を絶対に混ぜないこと。本人がエゴサをしたとき、自分の書いたR18小説が引っかかったら、書いた側にも読んだ側にも誰にも得がない。これは表現規制ではなく、創作を長く続けるための実務的な防御策だ。

夢主と推しの設定で身バレ防止の工夫を加えたい人は、コテキャとは?設定と名前の決め方で扱っているコテキャ運用の考え方が参考になる。

まとめ

SVTのような13人組K-POPグループの夢小説は、人数の多さが書きにくさを生む一方で、ユニット構成という公式の足場を使えば群像描写を整理できる。海外ファンダムのマナーと国内アイドル夢のルールを両方踏まえて、メンバー本人や公式に届かない場所で、メンバー匿名化を徹底しながら書くのが大前提だ。

夢主の立ち位置を業界関係者・一般人・同業者の三択から最初に選び、13人すべてを等しく書こうとせず推しとの関係を中心に据える。R18や名誉毀損のラインを意識して公開先を選び、ペンネームの運用と現実アカウントを切り分けておく。この基本さえ押さえれば、13人という人数は弱点ではなく、群像感を作る武器に変わる。

書きはじめは13人分のメモが膨大になるが、慌てて完璧な設定を作る必要はない。一作目は推しと夢主の関係性だけに集中して、ほかの12人は背景で構わない。続編を書きたくなったときに、二人目・三人目の登場メンバーを丁寧に描いていく。長く続けるための余白として、まずは最小構成から始めてみてほしい。

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